2014-02-09
尚武のとき‼
いよいよ東京都知事選挙を迎えますね。事ここに至っては、まさに『護国の神剣』で破邪顕正をなし、「武」の精神で、天照大御神まします豊葦原瑞穂国(日本)の国柄を体現できる方を選出することが望ましいのではないでしょうか。
日本神話では、まず國生みのときに、伊邪那岐命と伊邪那美命が、天沼矛をかきめぐらしまして、國ができた様子が語られています。また素戔嗚尊が、母君である伊邪那美命恋しさに鳴き騒ぎ、父君伊邪那岐命に叱られ海原(地球)から追放されたあと、天照大御神においとまごいをするために高天原に上がるとき、大地が轟きました。そのとき、天照大御神(母性神の象徴)は、高天原を守るために武装して構える姿が語られています。國譲りの神話では、葦原中國の國譲りを躊躇する大国主命に対して、武御雷神が剣の刃を上向きに立て、その切っ先の上に胡坐(あぐら)をかいて談判しました。これらの故事から教訓を学ぶときでありましょう。
また畏れ多くも初代の神武天皇を始め、天武・聖武・桓武天皇と諡号に「武」が用いられていることも思い起こしたいものです。
そもそも「侍(さむらい)」とは「帝」のお傍に侍り、「帝」をお守りすることこそが、本分です。「海ゆかば」の歌を詠んだ大伴家持の大伴家は、帝を御護りする武門の家柄でした。後醍醐天皇を最後まで護り抜いた楠木正成公は、明治維新を成し遂げた勤皇の志士の鏡でした。東郷平八郎元帥・乃木希典閣下は忠君愛国を貫いた誉れ高き軍人です。
國を作り固め、護持するためには「武」の精神が不可欠なのです。その「武」も「戈」を「止」めるためのものだということです。「戦争」や「テロ」を未然に防ぎ、皇居のある首都東京の防災対策はまさに焦眉の急です。
東京都知事選を契機に、日本中に「尚武」の氣風を漲らせたいものです。
柴田
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