2014-01-31
ウッドチップで除染
1月29日の産経新聞に横浜国立大学大学院環境情報研究員の金子信博教授が、放射性セシウムで汚染された森林をウッドチップを使って除染する技術を開発されたと載っていた。
福島第一原発事故で汚染された森林の土壌自体を掘削して除去しているのをテレビで見て、いつも森林が壊されるのではないかと心配だった。又除去した汚染土を始末することは至難の業である。ウッドチップをメッシュ状の袋に入れて森林に設置すれば森林の土壌に生息する菌類がセシウムを吸収すると言う。
袋の中で一定程度吸収し育った段階で袋を回収する。設置と回収の作業を繰り返すことで除染出来るという。森林が荒廃することはない。それに何より、回収後のウッドチップはセシウムが少ないため、燃やしてバイオマス発電に役立てることができるそうだ。まさに一石二鳥である。
日本の開発技術のすごさに感嘆した。日本人は心底に大和魂があり、課題を見逃さず人類の為に真剣に取り組み、道を開く民族であると改めて認識した。
坪田
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