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2014-01-20

福澤諭吉の『脱亜論』と戦略的鎖国⁉

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140110/plc14011003060002-n1.htm


今年は、甲午(きのえうま)の年。『甲(きのえ)』とは、「かぶとやよろいを意味して、殻をぬぎ新たな芽が出始める年」であり、『午(うま)』とは、「杵の形をした呪器の象形文字で抵抗・対抗」を意味する。従って「平成26年は、古いからを破り新しい芽が吹きだそうするが、内外からの妨害が多く、なかなか日本は苦しむことになる」、と吉野吉水神社の佐藤素心宮司は、安岡正篤氏の『干支の活学』をもとに解説する。
 今から120年前の甲午の年には、朝鮮半島で『甲午農民戦争』が起こり、それが切っ掛けで『日清戦争』が勃発した。
 現在のわが国を取り巻く東アジアの国際情勢は、まさに往時を彷彿とさせるものがある。その緊迫した当時の国際情勢のなかで福澤諭吉の『脱亜論』は主張された。中共が帝国主義化し、韓国が事大主義に回帰している今こそ、福澤の『脱亜論』は見直されるべきであろう。拓殖大学総長・渡辺利夫氏の論稿はそのことを指摘している。
 渡辺氏は、次の様に論稿で結語する。
 
 「支那・朝鮮への対応は『正に西洋人が之に接するの風に従て処分すべきのみ』と福澤はいうのだが、現在の文脈でいえば、抑止力を背後に擁して外交に臨むのでなければ何事も解決しない、という意味に他ならない。日米同盟における集団的自衛権行使容認は喫緊の課題である。福澤の『生存のリアリズム』の再興、これこそが今年の日 本の最大のテーマでなければならないと思うのである。」

 その通りであり異論はないが、日米関係の緊密化や集団的自衛権容認の前提として、自分の國は自分たちで守るという『自主防衛』の気概と構えが必要である。まさに『國防』とは何か、そして戦後民主主義・平和主義風潮下における「焦頭爛額」の危機に際して、一國民として何ができるか腹を据えてしっかりと考え取り組む年の始まり、と今年はなるのであろう。

 ちなみに老子八十章に次の言葉がある。

 「隣国、相い望み、鶏鳴の声、相い聞こえて、民、老死に至るまで、相い往来せず。(訳 かくて隣の国は向うに眺められ、鶏や犬の鳴き声は聞こえてくるほどに近くて も、人民は死ぬまで他国に行き来することがない。)」(福永光司『老子』朝日選書)

 東アジアの国際関係にあっては、どうやら福澤や老子に学ぶ必要が大いにありそうだ。
 

柴田
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