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2013-05-01

中部・近畿神社仏閣参拝記①

長滝白山神社・長瀧寺(岐阜県)

全国各地に2716社を数える白山神社のもとになる、霊峰白山。白山は、富士山・立山と共に信仰の山として古来三名山の一つとされました。白山信仰の礎を築いたのは、僧泰澄(たいちょう)でした。

奈良時代の養老元年(717年)泰澄は、白山に登り山上で十一面観音(白山妙理権現)を感得し、祀ったのがその始まりです。泰澄は加賀(石川県)、越後(福井県)、美濃(岐阜県)の三方から参拝路を開きます。美濃側に下った時、社を建てて彦火々出見尊(ひこほほでのみこと)をまつりました。これが長滝の白山中宮といわれています。

養老六年(722年)泰澄は、元正天皇の勅命で参内し、天皇の病気を加持祈祷で平癒させて帰途美濃に入り、この中宮に参拝し、霊感により神殿を改め、イザナギノミコト・イザナミノミコト・彦火々出見尊を祀り、本地聖観音を納めました。泰澄は神女のお告げで飛瀑(現在の阿弥陀ヶ滝)を見出だし、その禅瑞に感じて長滝寺と称しました。
養老七年(723年)元正天皇は、本地十一面観音・聖観音・阿弥陀如来の三蔵を奉納され、白山本地中宮長滝寺と号するようになりました。

以後各時代によって紆余曲折ありながらも、美濃側から白山を登拝する美濃禅定道の拠点として栄えます。
明治時代の神仏分離令により、今日の長滝白山神社と白山長瀧寺に分かれました。
古来からの神仏融合・山岳信仰の趣きを静かに伝える清浄な境内を今に残しています。遠望の白山もまた格別です。

(場所)長良川鉄道 白山長滝駅 徒歩4分
近くには、白山の自然・歴史・文化が学べる白山文化博物館や地元の物産を売り、食事もできる道の駅もあります。

柴田




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1長滝白山神社社殿
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2長滝白山神社拝殿
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3白山長瀧寺
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4周辺の景色
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