2014-10-01
夢や希望や目標は困難を乗り越える力となる
ヒュー・ハー氏は1964年、米ペンシルバニア州生まれ。7歳で登山を始め、若手登山家として名を馳せていました。17歳の時、登山事故に遭い、両足切断を余儀なくされたのです。
彼は今一度登山をしたいとの切なる願いを実現するべく、義足の研究に励みました。研究に研究を重ねてバイオニック技術を用い10年を経て険しい山・ロッククライミングするための特殊な義足を作ったのです。
足を失ったとき、体が壊れたと思わなかった。人は絶対にこわれない。壊れているのは人が作った環境や科学技術、人間は技術革命により、障害を克服し、より一層快適な暮らしができるのであるとの思いで挑んだと云われます。
そして今は登山家としてだけでなく、戦争や事故で失った足をその人に合った義足を提供し、世界中の人に喜ばれています。
ボストンテロで足を失ったダンサーが義足をつけて涙ぐみながらダンスを披露している姿は感動的でした。
彼が足を失っても挫けることなく、好きなロッククライミングをしたいとの強い思いが、性能なすごい義足を生み出したのです。
ヒュー・ハー氏が素晴らしいのは「目指すは自分ひいては皆の障害を無くこと」と言って、より一層高度な製品を目指しておられることです。まさに人は皆無限力を与えられているのです。積極的に生きていきたいものです。(坪田陽子)
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