2014-09-07
2014-09-07
若者に働く喜びを
8月31日のフジテレビ20001の朝の番組の中で、よまわり先生で有名な水谷氏が「今全国で引きこもりの若者が130万人いる、このような状態を作ったのは政治が悪い」と言うような事を言われたら、すかさず、金美麗氏が「政治だけの責任ではない、一番悪いのは親であるわれわれである、昔の人は働かざる者食うべからずといって育てた、子供を甘やかせて育てた事がよくない」と反論されていた。
私も金氏に同感である。小さい時から仕事を与え(例えば玄関の掃除、新聞を取り込むなど)家族の役に立っている事を自覚させることが大切だと思う。
今ひとつ親も子供も理想の職業を選ぶからだと思う。
私はいつも閉じこもりの青年達に「人間働くことが一番大切。職業に貴賎無し、どんな仕事も社会に役立つ。無駄はないと教えている。嫌な仕事でも真心込めて一生懸命に働いていると、きっと良いことになる。結局自分のためになる。職を断られたら、次の仕事を探せばよい。断られたり、自分に合わないからと止めることは少しも恥ずかしいことではない。挑戦もしないで家にこもって何もしないで遊んでいて、身体は元気だというのに親に食べさせて貰うことの方が、どれだけ恥ずかしいことかしれやしない。」と言って聞かせている。すると、次第に自信を取り戻し、社会に復帰します。
昔の教科書は、小野道風の話(ある日小野道風が通りかかると、蛙が柳に飛びつくシーンに出会う。何度も何度も飛びつこうとするが、なかなか捕まらない、それでもあきらめず繰り返し、飛びついているうちに、ついに飛びつくことが出来た。それを見て発奮した道風は書道に精進し、弘法大師と並び称されるようになる)等で、努力すれば必ず報いられることを教えた。今の教育に最も必要なことではないかと思う。
学校教育でも人権だの個性の自由などを強調する教育よりも、働く喜び、一生懸命に生きる尊さを心して教育していただきたいものである。
坪田(拙著「青春時代を生きる」冊子150円を参照に)
2014-09-07
高校球児の健闘に感動
全国高校軟式野球大会で中京と崇徳の準決勝が、何と延長50回4日に渡り熱戦し続け、ついに中京が勝利を挙げた。崇徳の松田英司主将は中京の選手の名前と顔を全員憶えてしまったと言っていた。
終わった後の中京の松井投手も崇徳の石岡投手もさわやかな顔で相手を称えている姿は美しく感動的であった。両チームの精神力に感嘆し、きっと培われた精神力で将来苦難に遭遇しても、乗り越え国家のために役立つであろうと頼もしく思った。
9月2日の産経抄に「延長50回4日に渡る歴史的な試合、神様が作ったとしか思えない。・・・決勝戦のスタンドの中京応援団のなかに声を張り上げる崇徳の選手達の姿があった。両校選手の交流も長く続く事だろう。暗い出来事の多かった夏の終わりに飛び込んできた、一陣の涼風のような気持ちのいいニュースである。神様からのプレゼントに違いない」とあった。観戦した全ての人が感じたであろうと思う。
歴史に残る素晴らしい試合は子供達に夢と勇気と力を与えたに違いないとうれしく思う。全国民が青少年の観かたを一考する機会になったのではなかろうか。
日本人の心底にある日本精神を呼び覚まし、子供も大人もあらゆる面で挑戦し成果を挙げられるように願って止まない。
坪田(拙著「青春時代を生きる」を希望者に贈呈します。但し中高生)
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