2013-06-22
お祖母ちゃんの知恵
私は神社にお参りに行った帰り道、公園に立ち寄ることがあります。公園には孫のお守りをしているお祖母ちゃんたちがたくさんいます。最近の若い母親は子育てよりも勤めることに生き甲斐を感じているのでしょうか。保育園に預けられない場合親を頼りにするのだそうです。
それはそれなりに良いかもしれません。孫にお祖母ちゃんの知恵を与えることができるから。
私も小さい時、母方の祖母に預けられました。その折に何度も聞かせれた祖母の言葉が今も役立っております。
『招待されお土産など持参するときは人数より、1、2個多く持って行くこと、突然来られる方があることを考慮して。』
『商売をするときは、相手が儲かることを第一に考えてする。利益が無くても必ずいつか自分に返ってくる。』等
又毎朝早くに起こされて先ずやかんに水を入れ、門柱に水を注いで屋敷に向かって祈ります。次に神社にお参りに行くのですが、道々のお地蔵さんに水を供え、手を合わせます。神社に着くとお掃除をし、水を供え、丁寧に家内安全を祈るのです。
その時の習慣が身についているのです。何処に移転しても近くの神社に毎月1日と15日には必ずお参りしています。そのお蔭でしょうか、いろんなことがあっても乗り越えられ、今本当に幸せに過ごしています。息子から自叙伝を書いて、孫たちに残してくれと言われています。
今こそ先輩から聞かされたことなど後世に残すべきではないでしょうか。
河合寿々子
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